
三重県伊賀市安場にある「黒岩の摩崖仏」です。
八幡宮前の史跡の掲示板の文字が風化して読めないのでネットを探していてこの磐座があることに気付きました。
家から数分で辿り着くので直ぐに探しに来たのですが、何度か横を通ったことがあるのですが気付きませんでした。
丁度孟宗竹の「筍」の季節でしたが、直径30cm程度のものを見てびっくりしましたが、この場所へは辿り着けませんでした。
諦めて脇道に入って戻ろうとした時に、林の中に覆い屋根が見えたので漸くたどり着くことになりました。
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覆い屋根のある大岩が二つと大峰山の記念石碑が四基ほど奉られています。
入り口側の手前の大岩には役行者でしょうか、行者像の線刻が施されていて、奥の大岩には地蔵菩薩なのか阿弥陀如来なのか判別できませんが、半肉彫りの摩崖仏があります。
不思議なのは、この二つの大岩の存在です。
まさか運んできたわけではないですよね。
居宅の近くにこんな摩崖仏があるなんて、「燈台下暗し」とはこういうことですね。