
三重県津市美里町五百野にある「滝川龍神神社」です。
境内は壁に囲まれていてその一隅に石像があります。
神社境内は塀に囲まれていて門も施錠されています。
説明書きもありますが、人は入れなくなっています。
説明書きを読んでいると施錠されている理由が解りません。

『滝川龍神神社
◎ 御由緒
● 滝川大神様は、素戔嗚尊、櫛名田姫命を十拳の剣によって八俣の遠呂智から救い、八俣の遠呂智の尾の中にあった草薙の剣を天照大神に献上し、出雲の須賀の宮を造った。
その後、素戔嗚尊と櫛名田姫命は、八坂神社に祀られていますが、平安の地を求められ五百野吹上(工藤氏)の地にお降りになられ大神の社として奉斎することになりました。
● 滝川大神様は、およそ百三十年前に五百野吹上の山の神として高宮神社よりお受けされ祀られていましたが、龍と山のつながりにより、山の神様が龍神様をお導きになられ、山の神様ではあるが龍神様としてお祀りされています。
▼ 滝川龍神神社は、滝川大神と龍神様一体と成り私達皆に誠の道を教えてくださる神様です。
苦楽、何事にもよらず合掌し祈れば必ず守り導いて下さいます。
◎ 御神徳
夫婦円満、家運隆昌、良縁安産、子宝、子孫繁栄、開運守導、商売繁盛、家内安全、交通安全、病気平穏、無病息災、延命長寿、方除厄除、学力向上、進学就職修行事業成就、心願成就、ご先祖様偲び他数多く平安と幸福を招く御霊験あらたかな大神様であります。
● みちびきの祖神として何事によらず、お祈りする時は必ず正しく平安に、みちびき頂戴してその御霊験は誠にあらたかであり祈願し信じる心をいやし、悟り日々の罪穢れを祓い清めて清々しいお気持ちで、ご家族一同合掌下さい。』
※ 境内掲示より

『社の三神さま
左側の神様は、二頭の龍神様です。
天孫降臨の神である伊弉諾尊(男神)さまと伊弉冉尊(女神)さまです。
古事記、日本書紀(記紀)記されている神様で、この世をお造りになられ、そのたくさんの神々さまをお生みになられ、日本国土の国生みの神、また山海や草木を生したといわれている二柱の大神、男女神様です。
中央の神様は、天照大神さまの弟君、素戔嗚尊さまです。
素戔嗚尊が八岐大蛇の大蛇を退治した神話は水の象徴である。
八岐大蛇の猛威は(洪水)を防ぐことに依り、洪水の被害者であった奇稲田姫(稲の神)を救ったという、農耕を母胎それをもって優れた刀剣を作っていたのであります。
滝川大神さまとしてお祀りされてます。(素戔嗚尊は八岐大蛇を退治なされ出雲の人たちをお助けになられた人でもあるということです。)
右側の神様は奇稲田姫さまです。
奇稲田姫の神様である滝川では(北は泉の神、南は水神)湧出の大神または、清水の大神さまとしてお祀りされています。(此の聖地の地中から湧き出る清水を(長命の水)として皆さまに差し出されています。
龍神山の神さま
大山津見神さまです。
山の仕事に携わる人々にとって、山の神とは、多くの人達は女性神と考えられ、所々で山を護る神として又は、お産の神としても信仰されている。
山の神さまのお姿が山の神の神楽に巫が杓文字をもって舞ったためでもある。(山の神の祭日に山に入ると災難に遭う、などの祟りが恐ろしい神でもあります。)
龍神土の宮さま社
滝川山大七聖無動尊の大弁財天如さまの御子で、長治さまです。
龍神火の神さま
迦具土神さまです。
(此の滝川神社集う神々さまは、日本全国の神さまの大元として「大神源さまの血筋の方がみえるという事で」この地にお見えになられたのであります。』
※ 境内掲示より
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不思議な神社です。