(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【:2021年02月07日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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伊賀市上野徳居町 曹洞宗 廣禅寺〔廣禪寺〕


三重県伊賀市上野徳居町にある「曹洞宗 廣禅寺(こうぜんじ)廣禪寺(こうぜんじ)〕」です。

門前の石碑に「木造聖観音菩薩(せいかんのんぼさつ)立像」と「転輪蔵(てんりんぞう)」が文化財としてあるようです。

伊賀市街地にある最後の訪問になりました。

気付かなかったのですが、広大な境内地の立派なお寺ですし、檀徒さんにお会いしたので本堂に入って参拝もできました。


廣禪寺(こうぜんじ)転輪蔵(てんりんぞう)

廣禪寺(こうぜんじ)本堂に向かって左側に三間四面の堂宇があり、転輪蔵(てんりんぞう)の減額が掲上されている。

堂中央に黒漆塗、極彩色の総桐造りの八角形の経蔵が据えられている。

経蔵正面に三柱の供養碑が納置されている。

向かって右の碑の正面には「一切経願主三宝護念三世安楽速得仏心位」と書かれ、裏面には「藤堂長兵衛守寿、月光院殿真誉是休居士(不詳)、本明院照山円智比丘尼(藤堂作兵衛四代光押の室)、平野屋真到心蓮信士(東町築山忠右衛門家)、同法山道林信士(同上)酒屋藤右衛門(藤田屋、魚町、姓福田)、絈屋又三郎(鍛冶町)、糀屋市兵衛(魚町)、魚屋五兵衛(魚町)、華林良慧沙弥(廣禪寺(こうぜんじ)17世黙堂和尚の父)」の10人が一切経の願主となって白銀壱貫宛を寄進し、それを基本資材として、多数の施主の助力を乞願し、三年をかけて経蔵並びに経堂が建立されたことが記されている。

時に享保二年(1717)二月八日(経堂供養)が行われた。

左碑には伊勢伊賀、山城大和の藤堂藩の領民は勿論、他国他領民に至るまで、一紙半銭、一瓦一石、一塵一草をもってこの堂、この経の完成に尽力したことを記している。

事実、経箱の引出の側面には「四国順禮供養 為二世安楽 経箱二箱 施主才良村権七内 享保四巳亥年五月廿四日 一箱料 銀子八匁」と記された銘があり、庶民の浄財が寄進されたことがわかる。

大般若経六百巻は巻末に「享保二丁酉年藤堂長兵衛守寿寄進」と銘記されている。

藤堂長兵衛守寿は廣禪寺(こうぜんじ)開祖の大檀那渡辺勘兵衛了の子孫で、勘兵衛の長子が初代長兵衛守で、その妻は藩主高虎の妹華徳院(寺は上行寺(じょうぎょうじ))であり、同家は二代守胤の寛文十年(1670)に藤堂姓を賜っている。

守寿は五代目の当主であり、この堂宇建立の発願者の一人でもある。

なお、この転輪蔵建立の発願者十人は廣禪寺(こうぜんじ)の檀徒のみに限らなかった。

判明するものでは平野屋中右衛門家は西蓮寺(さいれんじ)檀徒で、藤堂作兵衛は大善寺(だいぜんじ)大超寺(だいちょうじ))が菩提寺である。

またこの経堂の落慶供養の日を藩の庁事記録の「永保記事略」には、「廣禪寺(こうぜんじ)千部経始候事、是カノ寺ノ千部会ノハジメカ」と記している。

廣禪寺(こうぜんじ)の千部会はこの経蔵の建立と密接な関係を有したものと考えられる。

因みに廣禪寺(こうぜんじ)の千部会も廣禪寺(こうぜんじ)の檀徒だけのものではなかったと伝承されている。

転輪蔵(てんりんぞう)は中国の梁の傳大士(傳翁ともいう 497 - 569 )の創始といわれる。

機輪をつけて柱を中心に回転する書架のある経蔵で、これを回転するだけで経典を読むのと同じ利益が得られると信じられていた。

転輪蔵(てんりんぞう)は県下にも例が少ない。

一例は伊勢市中之町の寂照寺(じゃくしょうじ)にあるが、これは享和元年(1801)の建立で、昭和二十七年に県指定文化財の指定を受けている。

廣禪寺(こうぜんじ)の経蔵はそれより約九十年も古く、由緒も明確であり、文化財の指定に相当する。

「上野市文化財指定書」より抜粋 平成十五年四月二十四日 文化財専門員 久保●●談』

※ 境内掲示より


道に面した塀のそばに地蔵堂もあります。

本当に素晴らしい訪問参拝になりました。

感謝です。

転輪蔵(てんりんぞう)は信貴山の朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)にもあって廻したと妻に言われて思い出しました。

妻の記憶力に完敗です。