
三重県伊賀市上林にある「真言宗豊山派 金谷山 持佛寺〔持仏寺〕」です。
意外なことにこのお寺の近くはあまり通りません。
北や南から来ると帰宅するのにどちらも手前で西に方向を変えてしまいます。
本堂内は伺うことができましたが、本尊ははっきりと拝むことが適いませんでした。
それでも閉まっているよりは満足できます。。

『伊賀四国第三十一番霊場
金谷山 持仏寺の由来
当寺は、応仁年間(室町時代)山城国醍醐寺より一僧来たり、この地に草庵を結ぶ。
その後快義なる僧、堂宇を広め五房を建て、立派な寺院にしたと謂う。
天祥六年織田信雄の臣、滝川三郎兵衛が伊賀の拠点丸山城構築にあたり、その本陣を当持仏寺に設く、同九年伊賀の乱の際織田勢の進攻を受け兵火のため烏有に帰せるものである。
その後、幾多の星霜を経過し、寺運も挽回し、昭和四十五年檀徒、本堂を新築することとし、同四十八年十一月その工成る。』
※ 境内掲示より
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往古には境内に枝張りの素晴らしい「青龍の松」があったということですが、今は枯死したので、二代目の松が植えられています。
また違う季節にお詣りしましょう。