
三重県伊賀市種生にある「史跡 草蒿寺跡・吉田兼好ゆかりの地」です。
「徒然草」や「吉田兼好」といった程度の知識は文学音痴の私でも流石に記憶にあります。
しかし、彼らの時代に此の地に選んでやってきた理由も知りたいし、車で来たわけでもないでしょう。
近鉄大阪線伊賀神戸駅からのアクセス経路は相当な距離があります。

『町指定
史跡 草蒿寺跡・吉田兼好ゆかりの地
徒然草の作者として有名な兼好法師がこの地、種生で晩年を過ごし、観応元年(1350)にその生涯を草蒿寺で閉じたと言い伝えられ、兼好の墓と称する塚がある。
真義は定かではないが、昔と変わらぬ風景を漂わせる種生国見の里を兼好法師も歩いたことであろう。
俳人松尾芭蕉の高弟、服部土芳が元禄十一年(1698)にこの地を訪れ、「月添ひてかなしさこほる萩すすき」と詠んだ。
指定年月日 昭和四十七年八月五日
伊賀市教育委員会』
※ 境内掲示より
梅の木が植わっていますので、梅花時期には再訪問したいと思います。