
三重県名張市黒田にある「真言宗醍醐派 秀山 無動寺」です。
勝手神社に参拝して以前から来ないといけないと思っていた無動寺に到着しました。
ハイキングコースの途中にあるということで、山寺を想像していたのですが、全く違いました。
様々なものがあります。

『国指定重要文化財(彫刻)
木造不動明王立像
この不動明王立像は、本体の高さ95.5cm、頭部は巻髪で鬢は長く垂れている。
眼は木造で目じりが細くつり上がり。怒りを表し、左手は下方に伸ばし索を持ち、右手は曲げて腰に当て宝剣を垂直に立てて握っている。
左肩から斜に袈裟をかけ、腰には衣をつけている。
全身に彩色を施してあったらしいが、今はほとんどはげ落ち、衣の間に少し文様が残っているにすぎない。
台座は蹴込み付方座で角に金物をつけ、その上に台座を取り付けてある。
平安時代後期の作とされた美術史上価値ある彫刻である。
本体の後ろに立つ炎の木彫と台座は、後の世に造られたもので、現在当寺の本尊としてまつられている。

市指定重要文化財(絵画)
阿弥陀如来来迎図
この阿弥陀如来来迎図は、絹地に極彩色で中央に阿弥陀如来、向かって左に地蔵菩薩、左に不動明王を描いた来迎図で画面に縦1.27m、横69.7cmである。
寺伝では恵心僧都の筆と伝えられているが明らかではない。
名張市教育委員会
無動寺』
※ 境内掲示より
また来ます。