
三重県伊賀市寺田にある「真言宗豊山派 住連山 毘沙門寺」です。
以前に訪問した国道163号線沿いにある中ノ瀬石仏の説明文の中で、『背面の山の上の大光寺が管理している。』とあったので、訪問してみようとやってきました。
残念ながら行者堂以上の参道は徒歩になり、風が強くて寒いので次の機会に先送りして、このお寺に参拝しました。
門の外には観音像があります。

観音像の脇に立っている木札には「御本尊 十一面観世音 御真言」と墨書されています。
これは御本尊ではなく写しなのでしょうね。
それにしても有難いことです。
見たこともない本尊に対して本堂の障子越しに手を合わせていてもなかなか実感がわきません。
宗教宗派によっては「偶像禁止」という戒律もあるようですが、中途半端な私のような怠りカトリック教徒の仏像好きには、目の前にあるものにお礼を言うという参拝が似合っているようです。
また来なくてはなりません。