三重県伊賀市阿保にある「初瀬街道 阿保宿」です。

『初瀬街道 阿保宿
初瀬街道とは、江戸時代に大阪や京都方面から伊勢神宮にお参りする人々が、歩いて通った道のことをいいます。
昔の人は、全国的に「一生に一度はお伊勢参りがしたい」という願望があり、その人たちは講という旅行団体をつくり、旅の途中では宿場といわれたところに泊まりました。
ここ阿保の宿は、江戸時代のはじめ、藤堂藩から上野、名張とともに商いを許され、商家が軒を並べるにぎやかな町でした。
大きな旅籠もあり、なかでも「たわらや」は三百年前から昭和中頃まで旅館を続けていました。
たわらやには、お伊勢参りの旅人が定宿にしていた講の看板が保存され、現在では交流の館内に県の民俗文化財として展示されています。
青山観光協会・伊賀市』
※ 境内掲示より
興味深い宿場町です。