
三重県伊賀市比土にある「真言宗豊山派 誉峯山 報恩寺」です。
隣接して鎮座している高士之宮比地神社とは、例の如く境内地の境界が解りません。
神社に並んで寺院が有るので更に境界がはっきりとしませんでした。
少し変わった神社だと思っていました。

『報恩寺由緒
報恩寺は南都西大寺諸国末寺帳明徳二年(1391)に記載される古刹であります。
本尊阿弥陀如来座像(167粍)は藤原末期様式の佛像と推定されます。
堂前に十三重石塔の基礎石が現存します。基礎石の刻字「●光弥陀佛速悟天生乃至法界平等利益刻之」孝子平成季、正應三年(1290)銘の文字が読めます。
現存の本堂は、比土市場村、庄屋中野家当主、●記し傑遷居士生前安永初年(1772)の建造と伝えられます。
当寺は明治初年(1868)迄檀家四十数戸、程なく離散、廃寺(伊賀国寺院明細帳)現在古郡常福寺下。
平成四年四月
1994年4月
とあります。』
※ 境内掲示より
興味深いですね。