
三重県名張市南古山に鎮座する「真言宗豊山派 日照山 蓮福寺」です。
この集落に蓮福寺というお寺が在るのは知っていましたが、若一神社が鎮座していたとは驚きです。
以前に一度訪問した時には、大勢の方が集まっていたので、早々に引き上げたのですが、それからかなりの日数が経過しています。
近くだとまた今度と先送りになります。

『市指定文化財(工芸)
石造五輪塔
この五輪塔は、もとは寺の西方50mの地点にあったのを、現在地に移したと云われています。
高さ157cm、基壇高は62cmありすべて当初のものです。
基壇は、各面の羽目石を二区画に分け、それぞれに格座間が刻まれており、市内では唯一の造りです。
石質は花崗岩で反花座や火輪のそり等から、無銘ですが鎌倉末期の作と推定される。
本来は、墓地の中心に建てられた全体の供養塔で、石造彫刻やこの地域の葬送儀礼を知るうえで貴重です。
名張市教育委員会
蓮福寺
昭和五十四年九月七日指定』※ 境内掲示より
参拝して良かったです。