
三重県津市白山町山田野に鎮座する「白山比咩神社」です。
「旧一志郡白山町」には、神社が多く存在するので以前からいつか訪問しようと思っていたのですが、やっとこさ時間がとれました。
白山町の「七白山めぐり」の一社とされています。
辿り着いてみれば、なんで迷ったのかと思うほど簡単に辿り着けました。

『三重県指定有形文化財 建造物
白山比咩神社本殿 1棟
時代 江戸時代
指定 平成五年三月八日
管理者 白山比咩神社
白山比咩神社本殿は檜皮葺一間社隅木入春日造で、彫刻の手法、彩色なども優れています。

後補のあともなく、ほとんどが建立当時のままで、江戸時代初期の特色を持つ優れた神社建築です。
向拝の蟇股は雲竜、身舎の正面には向かい合った鷺二羽、向かって右側は梅に竹、左側は布袋と唐子、支輪には正面が鴛鴦、右に亀、左に鯉、手狭には右の外が竹に虎、右の内が琵琶を弾ずる天人、左の外が麒麟と雲、左の内に花を捧げる天人となっています。
奉納されている弓矢の添書から寛文十三年(1673)以前の建立とされています。
明治初年に八ツ山神社とおの合祀が進められましたが、山田野区民の存続への強い願いから特例をもって独立存置したという神社です。
津市教育委員会』
※ 境内掲示より

拝殿内部に「縁結び乃神石」が祀られています。
「山神」さまと並んで「社日神」と彫られた石碑が立っています。
『春分と秋分に最も近い戊の日。 』に氏神にお詣りしますという事です。
他で見た記憶はありませんが、「山神」様に混ざって存在していたのかもしれませんが気が付いていなかっただけかもしれません。
興味深い神社であることは否めません。