(話題、視点、論点)View halloo!!:狐狩りの時の「ほら出たぞー」という掛け声 【:2016年05月27日】







昨今のインターネット上のHTTPS接続の推奨等の動きは悪くないと思うのですが、不安を煽って必要のない閲覧のみのページも巻き込まれていくようです。

私も齢を重ねてまいりました。

寺社仏閣史跡等の訪問レポートを書き溜めているのですが、2022年まで溜まってしまいました。

この際、それまでに死亡すれば別ですが、2022年末をもってサイト閉鎖する決心を致しました。

ありがとうございました。


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松阪市殿町 重要文化財 旧松坂御城番長屋〔御城番屋敷〕


三重県松阪市殿町にある「重要文化財 旧松坂御城番長屋〔御城番(ごじょうばん)屋敷〕」です。

国史跡 松坂城跡(まつさかじょうあと)」の眼下に長屋の屋根が見えます。

中央の道を進むと松阪神社(まつざかじんじゃ)の一の鳥居があり参道が四五百森(よいのもり)へと続いて行きます。

境内を接して本居宣長ノ宮(もとおりのりながのみや)も鎮座しています。


御城番(ごじょうばん)屋敷(重要文化財旧松坂御城番(ごじょうばん)長屋)と苗秀社(びょうしゅうしゃ)

御城番(ごじょうばん)に住む人々の祖先、徳川(とくがわ)家康(いえやす)の先鋒隊として巧名手柄を競った横須賀党の面々であり、田辺城主である安藤家に助成する使命を帯びた藩主直属の家臣である。

紀州藩主の菩提寺である長保寺(ちょうほうじ)の住職海弁僧正の支援を受け、文久三年(1863)に松坂城の御城番(ごじょうばん)として赴任した。

やがて訪れる明治維新、そして廃藩置県や徴兵制の断行による武士の存続基盤の消滅に対しても彼らは「苗秀社(びょうしゅうしゃ)」を創設し、ともにこの激変の世を乗り越えた。

この長屋建物は、松坂城(まつさかじょう)御城番(ごじょうばん)、四十石取りの紀州藩士二十人の組屋敷として、文久三年(1863)に建築された。

主屋二棟(東棟・西棟)・前庭・畑・南龍神社(なんりゅうじんじゃ)・土蔵からなり、周囲に槇垣を巡らしている。

一戸あたり、正面五間、裏に一間の角屋が付く広さをもち、右手に通り土間、左手に田の字に八畳二間、六畳二間を配置し、式台を構える。

また、東棟側の北端にある土蔵は、もとは松坂城(まつさかじょう)内で米蔵として使用されていたものを、現在の箇所に移築をされたものである。

建物は、苗秀社(びょうしゅうしゃ)によって維持管理され、その体制は今日まで続けられ、建築当時の雰囲気が維持されている。

今なおその子孫を含む多くの人々が日常生活を送っている建物は、全国的にも例のないものである。

苗秀社(びょうしゅうしゃ)の会社内規には、「わが党各家は永世変わらず、苦楽を共にし、家門の繁栄を図ることを主眼とする」とあり、会社綱領でも「紀州藩徳川(とくがわ)頼宣(よりのぶ)や長保寺の住職海弁僧正の恩義を忘れない。」等を誓っている。

現在、社員は直系の子孫からなり、今も苗秀社の人たちは二人の祭祀を欠かさない。

松阪市教育委員会』

※ 境内掲示より



御城番(ごじょうばん)屋敷(やしき) 土蔵(どぞう)

県指定有形文化財 平成十五年三月十七日/p>

時代 江戸時代末期

平屋建、桁行十二軒半、梁行三間、切妻造、桟瓦葺、南面及び正面は土庇(どびさし)桟瓦葺の建物である。

外回りは、背面と東側面、正面の土庇(どびさし)上部では壁面を下見板で覆い、その他は漆喰(しっくい)塗り仕上げの白壁である。

内部は、西から桁行四間、六間半、三間に三分割され、それぞれ戸口が開かれ、中央と東の区画では二層に床が張られている。

構造は、棟通りの柱で地棟(じむね)を受け、地棟(じむね)登梁(のぼりばり)を掛けて屋根を支え、棟通りの柱から桁行、梁行の対応する柱に繁梁を渡すものである。

この土蔵は、江戸時代末期に松坂城内の隠居丸(いんきょまる)に建てられていた三棟の土蔵(米蔵、道具蔵二)のうちの米蔵で、明治初期に苗秀社(びょうしゅうしゃ)に払い下げられて現在地に移築されたと言われている。

このことが事実ならば、旧松坂城関係の建物としては、唯一現存する建物となる。

尚、土蔵の西側には、紀州藩の初代藩主徳川(とくがわ)頼宣(よりのぶ)南龍(なんりゅう)公)を祀った南龍神社(なんりゅうじんじゃ)がある。

2009年3月10日 松阪市教育委員会』

※ 境内掲示より


ここは一見の価値のある史跡だと思います。

天守閣の無い城跡などよりも、歴史が継続していることに驚嘆させられます。