
三重県松阪市大石町にある「真言宗 石勝山 金常寺 大石不動院〔公式HP〕」です。
地図を眺めていて国道368号線で伊勢神宮参拝できそうだと思い立ってやって来たのですが、津市美杉町上多気にある「道の駅 美杉」を通り過ぎたあたりから国道らしくなくなってしまいました。
こりゃ新しい「林道」の方が良いと思える狭くて急で曲がりくねった道を下って来たのですが、下りで来たので登りよりは良かったなと感じました。
三叉路を左へ進んで来たのですが、伊勢へは右へ曲がるべきだったようです。

『大石不動院の説明
当寺は、石勝山金常寺不動院と称し、弘仁三年(812)弘法大師の開創であります。
現在の本堂は慶長七年(1602)当時、中興の住職。政音和尚の時松阪城主古田重勝の再建によるものであり、本尊、不動明王は、弘法大師の御作と伝えられています。
昔から霊験あらたかなので「大石不動」として、その名は県内外に聞こえています。
鐘楼堂は、享保七年(1722)住職、●隆和尚の時建立され、その鐘は有名な天命安弾の作であります。
大師堂は、天保四年(1833)住職●照和尚の時、当地方の野呂市之進が先達で建立されました。
その後、代々の住職が講堂、房舎の修復に力を注ぎました。
近年、開祖千二百年記念事業・平成の大修理を大師堂、平成十四年(2001)本堂、平成二十一年から二十三年(2009 - 2011)鐘楼堂、平成二十三年(2011)に住職、俊光和尚の時行われ、現在に至っています。

年中行事
一月一日 元旦祈祷会
二月節分 星祭祈祷会
四月 春(花)祭祈祷会
八月三十一日(宵宮) 八朔祭祈祷会
九月一日(本日) 八朔祭祈祷会
毎月二十八日 例祭』
※ 境内掲示より

寺院前の道路沿いにはかなりの広さの駐車場があるので安心して参拝出来ます。
急峻な山麓にへばり付くように各堂宇等が配置されていますので、階段を相当上り下りしなければ、境内を総てまわることはできません。
『大石不動院案内』図によれば、境内には
大石不動院案内
- 本堂
- 庫裡
- 鐘楼堂
- 不動滝(夫婦の滝)
- 大師堂
- 役角行者
- 大石稲荷
- 香取鹿島大明神
- 天満宮
- 秋葉大権現
- 金比羅大明神
- 展望台
- ほうろく岩
- 天然記念物 むかでらん
※ 境内掲示より(大石観光協会)
上記の掲示の中で「ほうろく岩」が確認できませんでした。
「天然記念物 むかでらん」は、確認していません。
ところで土地勘が無いのでここがどの辺りなのかは解りませんでした。