
三重県伊賀市東湯舟鳥羽に鎮座する「手力神社」です。
今日で「伊賀の神社参拝案内図」の神社は後少し(五社程度)になりました。
伊賀市と名張市は殆ど回ることが出来て、土地勘もばかりついてきたと思うのですが、地名を覚えていないのが難点になる事はあると思います。
この神社には迷いなく辿り着けました。

『手力神社由緒記
社名
手力神社
御祭神
天手力男神
天照大御神が、天の岩屋にお隠れになった時、無双の力でその岩戸をおあけになった八百万神々の中でも最も力の強い神様です。鎮座地
― 住所省略 ― (北向きの鎮座)
由緒
正応年間(1288 - 1293)に、信濃の国(長野県)戸隠村の、戸隠神社より分社勧請されたと伝承されております。 定かな記録としては、天明元年再建奉造の棟札、また享保十七年奉納と銘記された太鼓が残されております。 そして当社の掛け鈴には、多くの信者の方々の願いを込めた鈴の緒が数百年の歴史を秘めて大輪を成しております。大祭
十月十七日
通称「手力さんの十七夜」と呼ばれ、当夜多数の願火煙火が奉納され秋の夜空を彩ります。 尚、この願火は伊賀忍者の頭領藤林長門守や、戦国蒲生氏郷等がすでに奉納していたと言い伝えられています。
神事・御神徳
心願成就・身体剛健の神として古くから多くの信仰を集めており、祈願符を添付した願火の奉納と、願いを祈願布に書き入れ鈴の緒に結びつけるという当社独特のものがあります。 特に子供が生まれた時にミコトのように強く立派に育ちますようにと願いをこめて鈴の緒を奉納する誕生参り。 そのお礼参りとその後の成長を願う七つ参り、十七参りの神事習慣が残されております。 近年は、交通安全の神様としても遠近の信者から尊ばれております。 またミコトは、常闇の世界より光を取り戻された神であり、夜明けの神、新年を迎える神としてうやまわれ、初詣参拝にも神効あらたかです。 ※ 大祭の願火奉納あるいは崇敬会入会をご希望されます方は、拝殿御参拝帳横に設置しました申し込み書にご記入のうえ投函箱へお入れください。 後日(九月初旬頃)当方より連絡させていただきます。手力神社社務所』
※ 境内掲示より

拝殿前には堀のような濠があり、鯉が泳いでいます。
妻が鯉に麩を給えていると、どこからか小さな犬が現れて私達にまとわりつきました。
周囲を見回しても誰もいないし不思議で仕方がなく、離れないので困っていたのですが、妻が「家に帰り」というと、解ったのかいつの間にかいなくなりました。
本当に不思議であったのですが、また訪問しようという気になりましたので、神様の使いかも知れませんね。
「鈴の緒」は何だろうと思っていたのですが、結構有名なようです。