
三重県津市美杉町石名原に鎮座する「幡須神社」です。
「国指定名勝 三多気の桜」を訪問して、「「君ケ野ダムの桜」を楽しむ経路で訪問することができました。
由緒などの説明書きが見当たらないので私には詳細は解りませんが、伊勢本街道沿いに鎮座していますので、歴史的には古くから鎮座しているのでしょうか。
この日は車の往来も少なくてゆっくりとお詣りできました。

本殿は彩色されていませんが、落ち着いた色になっています。
境内の参殿まではかなり急な石段が続いていましたが、宇陀市の神社を回っていた時ほどの段数ではありません。
河内平野に住んでいたので神社と石段という組み合わせは信貴生駒山麓に鎮座する神社しか可能性はないのに真ん前まで車道があることが多く息を切らすような長い石段というのはあまりありませんでした。

ネット上の情報によるとこの神社は合祀令で四社ほど合祀しているようです。
『安政三年(1856)十二月二十五日、八幡神社から分社』とあるので延喜式内社と比較するとそんなに古くから存在していたようではなさそうです。
「美杉秘帖によると」と説明されていますので、一度目を通してみたいと思うのですが、何処へ行けばよいのでしょうか。
私は寺院や神社や史跡に掲示されている説明書きが唯一の情報源なのですが、ネットで紹介している人は地誌などを参考にされていることが少なくないようです。
興味はあります。