
三重県伊賀市下柘植に鎮座する「日置神社」です。
地形図を眺めていて以前からこの鎮座地に鳥居の神社マークがあることは知っていましたが、名阪国道の横にあり、道が書かれていないので何処からアタックしたら良いのか迷ってしまっていました。
伊賀市山畑に鎮座する勝手神社から下柘植方面に来ることが出来たので思い切って山道に車を走らせました。
少し戸惑ったのですが、西側に見える名阪国道を渡る橋まで辿り着いて参拝することが出来ました。

『日置神社
平宗清の長男、日置太郎家清が下柘植に住んでいた時、神社を創建された。
天正九年、織田氏の兵火にかかって全焼したが、その子孫住民が協力して再建したという。
明治四十年七月、村は無格社を合祀。』

祭神
- 大日霊貴命
- 建御名方命
- 健速須佐之男命
- 大山祇命
- 木花佐久夜比賣命
- 奥津比古神
- 奥津比賣神
- 市杵島比賣神
- 大物主神
- 火産霊神

『さざれ石の由来
君が世は千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで
この石は通称さざれ石といわれ岐阜県の産
古今集に天皇の大御代の弥栄を寿ぎ祈り
この石の如くましませと詠われた後に
一部改作されて日本の国家となりました。』
詞の内容は人によってそれぞれの思いもあると思いますが、大阪府藤井寺市に鎮座する道明寺天満宮で初めて知って以来、いつまでも其々の単語の意味も分からずに歌っているのはバカみたいだと思いました。

隣接して真言宗豊山派 大宮山 密厳院 神王寺があります。
霊場巡りの札所になっていて、場所の割には参拝者がかなり多い痕跡がありました。
こちらに神社にも参拝されると良いのですが、実際にはいかがなものでしょうか。
雰囲気の良い境内はお参りして清々しい気持ちになれると思います。